●405 籬の菊 まがきのきく 〇まがきのしらぎくえみをふくみ

 表題:籬の菊
 読み:まがきのきく

 収録:(A)中等女子音樂教科書 教師用 巻之4 船橋榮吉,内藤俊二編 大阪開成館 1933(S.8).7.1=初 ◎Copy=(K67)

 記譜:三部合唱(伴奏付き) ト長調 6/8

 インチピット:ソラソファ|ミレドミ|レゾラシ|ド

 曲:シャピュイ,オーギュスト(Chapuis, Auguste)(1858-1933)[フランス]
 詞:犬童球渓 ※1930(S.5)作詞


[詞] ※中等女子音樂教科書より

1.まがきの白菊笑みをふくみ
  氣高きかをりは庭にみてり
  露には撓(たわ)めど霜に傲(おご)りて
  人をば教ふる あゝ白菊
  人をば教ふる あゝ白菊
  嗚呼 嗚呼 嗚呼

2.盛りの黄菊(きぎく)は露を帯びて
  黄金(こがね)の眞玉(またま)を園にかざる
  藁屋(わらや)はくつれど薫溢れて
  またなき樂土か あゝ我が宿
  またなき樂土か あゝ我が宿
  嗚呼 嗚呼 嗚呼


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